想像しただけでゾッとしますね…。
胎内から既に生存競争を強いられるなんて、
サメらしいと言えばサメらしいですが残酷極まりないです。
より強い個体を残して生まれた直後から捕食者に狙われないようにするためだと考えられていて、
勝ち残った1匹は、1m程の大きさになると生まれてきます。
さらにオオワニザメは1匹のメスが複数のオスと交尾するため、
胎内には複数の異父兄弟がいる状態になります。
この異父兄弟同士が胎内で争い共食いをするのです。
これを「子宮内共食い」と呼ぶそうです。
人間が、1番初めに卵子にたどり着いた精子を採用する方式で、ほんとに良かったですよね。
もしも、人間も子宮内共食いだったらかなり屈強で狂暴な人類だけになっていたでしょう。