お酒を飲んだ後、シメの1品ってなんだか食べたくなりますよね。
アルコールが体内に入るとまず胃で20%、残りの80%が小腸で吸収されて血管に入り、肝臓に送られます。
そして肝臓でアルコールが分解されるわけですが、この時に非必須アミノ酸のアラニン、グルタミン酸やミネラルの一種である亜鉛、ビタミンB1が必要になってきます。
実はラーメンには、この4つの栄養素のうち、アラニン・グルタミン酸・亜鉛が多く含まれているのです。
のどが乾いたら水を飲みたくなるように、お酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるのはごく自然な流れと言えるでしょう。
そして、なんとこのシメの1品が世界各国に存在するのです。
お国柄が出ていてなかなか面白いのでご紹介します。
■アメリカ【ピザ】
やはりと言ったところでしょうか。
アメリカ人はほんとにピザが好きなんですね、お酒の後はガツンとスパイスが効いたサラミのピザが人気であるそうです。
■中国【串焼き】
中国ではなんと串焼き。
これはちょっと意外でしたね、てっきり餃子とか点心系なのかと思っていました。
ただ中国では夜になるとズラリと串焼きの屋台が姿を見せるそうで、羊、牛、豚、鶏、野菜……と種類も豊富。
飲んだ直後に、スパイシーな串焼きのにおいをかいだらついつい食べたくなってしまうのでしょう。
■メキシコ【タコス】
メキシコではタコス。うん、期待を裏切らないですね。
タコスの種類はたくさんあるので、その時の気分によって変えられるもいいですね。
野菜もとれて健康に良さそうです。
■イタリア【ポークサンド】
ポークサンド…イタリアこそピザですよね、それかパスタ。
ただ、庶民の間ではポークサンドが良く食べられているのでしょう。
お酒の後に片手にポークサンドを持ちながら話してる姿を想像すると、なんかオシャレな気がします。
さすがイタリアです。
■ドイツ【ソーセージ】
いいですね、ドイツですね。
ソーセージの中でも特に「カレーヴルスト」という、焼いたソーセージにカレー粉とケチャップをブッかけるという豪快な一品が人気だそうです。
これはこれで美味しそうですけど、シメにソーセージなんか食べちゃうとビールが飲みたくなってきそう…。
■トルコ【ドネルケバブ】
ドネルケバブは日本でも露店でよく見かける、でっかい肉の塊が回転してるやつです。
確かにあのスパイシーな香りをかぐと食欲が刺激され、さっきまでお腹いっぱいだったことを忘れてしまいそうですね。
■イギリス【フライドポテト】
イギリスらしいですね。
フライドポテトを嫌いな人はいないんじゃないでしょうか。
私は居酒屋とかでも普通に頼んでしまいます。
こう見ると、その国々のソウルフードがシメの1品として食べれられているようですね。
海外に行って飲んだあとは、シメの1品まで楽しんでみてはいかがでしょうか。
ただし、飲みの度にシメの一杯を食べていると、太ってしまいますのでほどほどに。