「本腰を入れる」という言葉はNHKでは使えない 雑学:本腰を入れるの言葉のルーツはセックスです

テレビ
「本腰を入れる」という言葉の語源は、セックスの時に腰をつかうことから来ています。

昔は、セックス=子作りであり、気合を入れなければならないものでした。

その熱心さや本気さが転じて現在の用法になったとか…。

そのためNHKでは下品だとされ「本腰を入れる」は使わないそうです。

この他にもNHKに登録商標が言えません。

登録商標とは、特許庁により商標権を発生させた商品のことで、
登録者はこれを独占的に使用することができます。

企業などは、新商品を出した際に登録商標を取得して他社が同じ商品名をつけれないようにします。

NHKは国営放送で中立的な立場なので企業の宣伝などは一切しません。

なので、登録商標は間接的ではありますが、その企業を宣伝したことになってしまうので放送しないのです。

有名な例をご紹介します。

■バンドエイド
ジョンソン&ジョンソンの登録商標のためNHKでは「絆創膏」に変換。

■ウォシュッレット
TOTOの登録商標のため「洗浄機付き便座」に変換。

■宅急便
ヤマト運輸の登録商標のため「宅配便(たくはいびん)」に変換。

■テトラポッド
フランスのテトラ社の登録商標のため「消波ブロック」に変換。

■写メ(写メール)
ソフトバンク社の登録商標のため「写真付きメール」に変換。

■ゴールデンウイーク
損保ジャパンの登録商標のため「大型連休」に変換。

普段何気なく使っている言葉が、企業の登録商標っていうことは結構ありますが、ゴールデンウィークは意外ですよね。

そもそも商品なの?って思ってしまいます。

実はゴールデンウィークは、
2005年に損保ジャパンから「日本晴れ(ゴールデンウイークプラン)」という保険が発売されるにあたって商標登録されたものなのです。

これは簡単にいうとゴールデンウイークに雨が降られると困る事業者(旅行・観光・イベント会社等)向けに、
一定以上の雨が降ったら補償が支払われるといった保険です。

これをゴールデンウイークの期間向けに発売した時に他社が似たような名称で出せないように商標登録したそうです。

こうなったら商標登録したもの勝ちですね。

それにしてもNHKのアナウンサーは言っちゃいけない言葉がたくさんあって大変そう…。

普段の生活でも癖で大型連休とか言ってそうですね。

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