飛行機で使われるシップ(機体)、キャプテン(船長)、キャビン(客室)、クルー(乗組員)などの言葉はもともと船から由来しています。
さらに空港は「港」という漢字が使われていますし、夜間飛行中に着くライト(右が緑で左が赤)というのも船と全く一緒です。
また「人が乗り降りするのは左側から」というのも船と飛行機は同じ…
これは昔の船が右側に舵がついていたため、左側を港に近づけて乗り降りしていたのが名残として現代でも使われているそうです。
このように飛行機と船には数多くの共通点があります。
というより、船のルールが飛行機で数多く使われているといった方が正しいですね。
実は、飛行機はライト兄弟による人類史上初の有人飛行から100年ほどしか経っておらず歴史がとても浅いです。
一方、船は紀元前から使われており何千年もの歴史があるので、伝統や慣習がたくさんあります。
なので、新たにルールや用語を決めるよりも船から流用した方がいんじゃね?
と、なり飛行機と船には多くの共通点ができるようになったのです。
また飛行機で有名なボーイング社ですが、昔は船も作っていたのでその影響もあるかも知れませんね。
話は変わりますが、空港に愛称とうのがあるのを皆さん知っていますか?
有名な所だと、鳥取砂丘コナン空港(鳥取空港の愛称)ですかね。
少し前にニュースで取り上げられていましたよね。
この愛称は覚えやすくて親しみを感じてもらうためと、メディアなどで取り上げられて集客効果につなげるのが目的らしいです。
これがなかなか独特というか、独自の路線を走っているというか…
鳥取砂丘コナン空港もけっこう思いきってますよね。
コナンの作者である青山先生の出身地だからなのですが、ちゃっかり砂丘も入れてる欲張りっぷり。
しかも同じ鳥取に米子鬼太郎空港というのもあります。
まぁこれも水木先生の出身が鳥取だからですが、漫画家に頼りすぎてますよね。
他にも、マリンエア(神戸空港の愛称)やコスモポート種子島(種子島空港の愛称)などがあります。
せめて空港をつけましょうよ。正直空港って分かりません。
さらに山形空港の愛称で「おいしい山形空港」というのがあります。
なんじゃそりゃ!!
愛称とはいえこれでいいのか?
と思ってしまいます。
さらに同じ山形で「おいしい庄内空港」というのも…
おまえもかい!!
山形はおいしいシリーズで推していくんでしょうか。
この「おいしい」には「好ましい」「優れている」という意味もあり「人・食・自然・文化すべてがおいしい」ということらしいです。
正直これを知らなかったら「は!?」ってなりますよね。
そのうち「かわいい○○空港」や「ドラゴンボール空港」とかできそうです。
ちなみに、そんな自由な空港の愛称ですが却下されたものもあります。
トウキョウ・メトロポリタン・イバラキ・エアポート(茨城空港の愛称)
長っ!