ラブドールの気になる歴史と性処理以外の使い方 ダッチワイフとラブドールの違いとは?

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突然ですが、ダッチワイフとラブドールの違いを知っていますか?

簡単に言えば、ダッチワイフはウレタンやソフトビニールで作られた安価で簡易的な作りのものをさし、
ラブドールはシリコンなどの高級素材で作られた、より感触や形状が人間に近いものを言います。

ダッチワイフの性能が上がり進化したものが、ラブドールです。

近年のラブドールの進化やその精巧な作りには驚かされますよね。
近い将来AIが搭載された、自律型ラブアンドロイドなるものが出来るのもそう遠くないかもしれません。

ダッチワイフの歴史

ダッチワイフ
1700年代、オランダ人の兵士が船で長距離航海中に性的刺激が欲しくて古着で人形を作ったのがセックス人形の始まりだと言われています。
長い航海で普通のオナニーでは我慢できなかったのでしょうね。

当時オランダと日本には交易がありましたので、オランダ人はセックス人形を日本人に売りつけていました。
※日本は鎖国中でしたが、唯一オランダとは長崎での貿易が許されていました。

日本人はそのセックス人形を「ダッチワイフ(オランダ人の妻)」と呼ぶようになります。

これがダッチワイフの起源ですね。

よくよく考えるとかなり失礼な呼び名ですよね。

時を同じくして浮世草子にもダッチワイフの記録が残っていて吾妻形人形(あずまがたにんぎょう)という名で登場しています。
江戸の職人がコツコツと時間をかけてつくった女性形の人形に高価な着物を着せていました。

武士などの裕福な人が使用していたそうです。
ダッチワイフはあくまで一部の人の秘密の楽しみでしかありませんでした。

しかし、戦後にダッチワイフは一気に注目を浴びることになります。
それは1956年の第一次南極越冬観測隊が南極に行くにあたって、ダッチワイフを持って行ったことです。

南極観測は日本としても戦後初めてのことで、世界に対しても国力を示すアピールの場でしたので失敗は許されませんでした。

実はそれ以前の18世紀、19世紀の極地探検で隊員が精神に異常をきたして惨劇になってしまうことがしばしばあり、
メンタルヘルス的なケアとして性的なストレスを解消することも重要ではと、ダッチワイフが持ち込まれました。

しかし、南極は零下50度の極寒の地ですから、ダッチワイフもカチコチに凍っていて、隊員の証言によれば一度も使われなかったそうです。

この事実がマスコミで取り上げられ、ダッチワイフ=南極1号として世間で広く認知されました。

目覚ましいラブドールの進化

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1956年の南極の越冬観測から「南極1号」が生まれ、開発が民間で進みダッチワイフが一般化。

1965年頃、ビニール製のダッチワイフが世間でヒットしてさらに売り上げを伸ばしていきました。

そして1990年代にアメリカでシリコンを使った「ラブドール」が登場します。
このラブドールは、金属製の骨格をベースに外側を柔らかいシリコンで包むという、人間の構造ととても近いものになりました。

ここから商品開発が進み従来のダッチワイフのイメージは払拭され、肌はシリコンにより驚くほど柔らかく、本物の人間と区別ができないぐらい精巧なリアルさをもつようになります。

その名称も「ダッチワイフ」ではなく「ラブドール」へと変化していきました。

そもそもラブドールを買う人はどんな理由で買うのでしょうか。

もちろん性的処理の目的で購入する方もいますが、友達がいなくて恋人もできなくて、寂しい想いをしている…
そんな時にラブドールに出会って日常の孤独を埋めるために購入する方もいるそうです。

もっとシンプルに言えば、ラブドールの写真を見て「一目惚れ」をして購入する、なんて方もいらっしゃいます。

人間不信になったり現実の女性に疲れたり、そんな理由で購入する方もいますし、意外と多いのが体に障害があったり、言葉が上手く喋れない方が購入するというのが結構あるそうです。

さらに、女性の購入者に多いのがアニメのコスプレをさせて見て楽しむという理由の方です。
大人版の着せ替え人形みたいな感じでしょうか。

ラブドール=性処理の道具

という認識を持っている方がほとんどだと思いますが、自分の好きな理由で自由に使ってみるのもいいかもしれませんね。

オススメのラブドール

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日本のラブドールを製作している大手と言えばオリエント工業が有名ですが、高級ラブドールなので一体50万円~100万円もします。
価格的にも、いきなり購入するにはちょっと手が届かない金額ですよね。

なので、ラブドールに興味がある方は10万~20万くらいの低価格だけど作りもしっかりしているラブドールを選ぶといいかもしれません。
私がオススメするのはmailovedoll.jpというサイトのラブドールです。

多種類のブランドを扱っていて、品質も良く低価格なので費用対効果に優れています。
ですので、あなたに合うラブドールがきっと見つかると思います。

また、日本企業ですので日本のコンプライアンスを遵守していて信用度が高いです。
他のサイトですと、風俗営業の届出を出さずに、税金も納めないコピー商品を販売する中国業者が多いのでご注意ください。

簡単にいくつかのブランドを紹介します。

■WMドール
WMドールは、中国で最も初期に生まれたラブドールメーカーの1つで、広東省中山にあり10年以上もの間ラブドールを製造販売している老舗ブランドです。

■6YEドール
6YE、六野とも言いますが、WMドールに比べると知名度がやや劣るブランドとなりますが、技術・デザイン性に定評があり、中国内では名の知れているブランドです。

■Mailoveドール
広東省と江蘇省に2つの工場があります。工場の生産技術からラブドールの材料まで、中国国内では高いレベルにあると言われてるブランドです。

私のオススメはサイト名にもなっているMailoveドールですね。
クオリティが高く、値段もお手頃です。

ラブドールの使い方は様々で、
コスプレをさせて写真をとるためのモデル。
人肌恋しくなった時の添い寝専用のラブドール。
旅行やデートで一緒に外出したりするリアル恋人。
企業用で新しい服をデザインする時のマネキン。

モデル専用、添い寝専用、恋人専用など分けて使う方もいるそうです。

使い方を決めるのはあなた自身です。
興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか。

mailovedoll.jpはこちら

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